| ■ 環境にやさしい栽培方法 〜自家製タンクと土のリサイクル〜 |
ハウスの外にあるこのタンクの様なものは何だと思いますか?
これは消毒するための機械です。実は全部手作りで作った完全オリジナルなのです。
ガーベラ生産農家にとって、虫と病気の戦いは必須です。出来る限り環境にやさしい栽培方法の為にさまざまな工夫をしてきました。そして出来上がったのが、このタンクもです。水を100度以上に高温にするとタンクから蒸気が出てきます。この蒸気によって土を消毒し、虫や病気の出ない土に再生しています。
ガーベラはとても活力のある花なので、土の養分をからっぽにしてしまいます。苗の植え換えの時には、連作障害を起こしてしまうので同じ場所には植えられません。全ての土を交換する為に古い土を捨ててしまわなければなりませんが、ヤママサ園芸では、タンクで消毒した土に肥料の入った土を混ぜることで、使える土にリサイクルしています。
ガーベラの苗を植えてから3ヶ月後にはたいていの品種は収穫できるようになります。一度植えた苗は品種にもよりますが、2年は繰り返し花を咲かせてくれます。2年経った苗は植替えなくてはなりません。
苗の植え替え時期のハウス様子です。鉄の棒が平行して何本も渡されています。この棒の間に苗を植えた新しいポットを並べます。苗底が直接地面に付かないことで、虫の侵入を防ぎ、風通しもよいことで品質のよいガーベラを効率よく管理できるようになりました。苗の植替えもポットと入れ替ればよく、ひとつひとつの苗の状態を見ながらの作業が楽にできるのです。

苗を植える時に使うふかふかの土です。消毒したリサイクルの土をもとにして肥料や微生物などが混ぜ込まれています。農家の命とも言えるの土です。

ポットに植えたばかりのガーベラの苗です。順調に育っていくと、株が分れてきます。さらに大きくなると葉が広がるので、最終的には苗を植えたポットを間隔を置いてに置くようにします。

つぼみをつけたガーベラ苗。
苗が順調に育っています。

ガーベラの中でもつぼみの状態で出荷される品種があります。つぼみがグリーンの「スプリンググリーン」です。ブライダルブーケや華道の花材として直接卸すことが多いので、お花屋さんで置いているところは少ないように思います。
市場にはあまり出回らない市場へ出荷するガーベラの数はその日の出来によって違います。収穫は、週に3回行なっています。 いい状態のガーベラだけを、朝早くから1つ1つ手で摘んでいます。 |